2010-10-01から1ヶ月間の記事一覧

電子書籍考⑥(まとめ&総集編。そして”出版民主化”伝説誕生の瞬間へ・・・)次週予告。

思わせぶりなタイトルつけましたが、消費者の立場、出版社の立場、流通の立場と インターネットの問題、漫画家・小説家の葛藤と 色々なモノがないまぜになって混沌(カオス)状態 というまとまらないリポートになりました。ある意味「想定内」ですが、状況は…

雑文:「泣きゲー」界にあの奇跡が再び。KEY再発進。

Keyの最新作「Rewrite(リライト)」発売日が決定!http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20101028_key_rewrite_releaseday/Rewrite 発売日決定!! 2011.4.28金貯めとけ。

電子書籍考⑤(出版社考)

ざっくりした歴史(2003年〜2010年) (読まなくてもいいです) =========================電子書籍の「端末(デバイス)」の歴史から見ても パナソニックのシグマブックやら ソニーのリーダーなどが2003年頃から ちょ…

雑文:野沢那智さん死去をうけて

訃報続きですまん。http://www.sanspo.com/geino/news/101031/gnj1010310504013-n1.htm私的には「スペースコブラ」ですね。 追悼コメントが弾幕化(^^) クリスタル・ボーイとか昔の漫画はキャラが立ってるなぁ・・・。 ブルース・ウィリスの声がもう聞け…

雑文:脚本家の首藤剛志氏、死去をうけて

ポケモン(正直、どうでもよいが) ミンキーモモ、ナデシコ、ゴーショーグン などを手がけた脚本家の首藤剛志氏、死去http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20101029_takeshi_shudo_passed_away/私的には「まんがはじめて物語」ですか。クルクルバ…

電子書籍考④(情報の入手先問題)

電子書籍考②でも触れましたが、 「電子書籍は今以上の客を増やせないのではないか?」 という問題は文字を読みにくくなった「お年寄り層」の 掘り起こしには良いと思います。が根本的な問題として 「情報入手の一次手段」としての優位性は新聞購読者が 減っ…

電子書籍考③(本の利益)

本の利益の内訳は出版社70% (内作者の印税10%) 書店の取り分20%問屋10% という取り分らしいのですが (実際の比率は若干異なります)先日、漫画家「鈴木みそ」氏の ツイッターで”電子書籍・共著の場合15% 一人で25%の印税で講談社と サ…

電子書籍考②(誰が買うの?)

話題の中心は「書店壊滅&紙オワタ」方面も ありますが、そもそも書店は潰れてます。2001年 20,939店 2009年 15,482店 http://www.1book.co.jp/001166.html ↑元ネタ。いや、ざっくり計算しても約10年で 三割減ってる。早い話、「本」ってそもそも誰も読ん…

電子書籍考①(はじめに)

先週末に”電子書籍”について考えるという 予告をしましたが。 考え始めると書く要素が多すぎて まとめきれない疑惑が。 文章まとまってなかったらすみません。では、本題。基本的な私個人のスタンスとしては○電子書籍大賛成○電子書籍普及して欲しい○でもショ…

剣漫画考⑦(考察編&まとめ)

今週は「わかむらP引退」を受けて若干内容に 変更がありましたが・・・まぁ、ノープロブレムで。冗談はともかく、「剣漫画」特集をへて気が付くのは 漫画表現において会社・編集者の意向が反映される。 という当たり前ですが、大事なことが見えてきました。 …

剣漫画考⑥(武士道シックスティーン)

「剣」ないし「剣道」を通じて主人公が成長する 漫画・小説を新旧色々紹介していきましたが、 少年・少女の差こそあれ「16歳」に着目することで 一冊新しく描ける、という「枠」を発見した今作品は白眉。 ↑「しおんの王」描いていた人です。個人的に絵柄が…

日々の雑文: 「わかむらP、ニコマスから「撤収」を発表」をうけて

ここでは基本「本」について考えたことを ダダモレ(byそらの)しているのですが 気になったニュースにもツッコミしてみようと 「雑文」もしてみることにしました。あしからず。ニコニコ動画というサービスがありまして そこではゲーム「アイドルマスター」…

剣漫画考⑤(士道)

「侍とは死ぬこととみつけたり」などという 言葉もありますが、剣漫画の枠に入れるべきか 正直悩む作品もちらほら有ります。それが「士道」です。 講談社:「アフタヌーン」誌でヤンキー漫画「爆音列島」 描いていた作者ですが、 「幕末+ヤンキー+武士道」…

剣漫画考④(バンブーブレード)

剣漫画といいますか、剣を持つ主人公は 新旧東西を問わずどこかに存在してる訳ですが 主人公は100%男で、まぁ考えてみると 少年漫画なんだから女子が刀を持って戦う・・・。 漫画は勢い少なくなるとは思いますが、 スクウェア・エニックスは巧い所に 目…

剣漫画考③(バガボンド)

売れてる漫画なのは確実で 私より深く読み込んでる人も多いでしょうから ツッコミは浅い感じになりますが。近頃の剣漫画のド本命・・・「バガボンド」剣漫画というよりある種の「哲学漫画」と化した気が。 ↑フィギュアも立派だ。値段も。吉川英治原作本によ…

剣漫画考②(六三四の剣)

昔少年サンデーで連載していた剣道漫画が (1981年連載)六三四の剣です。「宮本武蔵」改め「六三四」・・・。 なんだかヤンキー漫画みたいですが 中身はいたって真面目な漫画で、 剣道を通じて成長する少年漫画の王道。「龍:ロン」「仁:ジン」などで…

剣漫画考①(風魔の小次郎)

昔、1989年にジャンプに連載されていた 「風魔の小次郎」が私にとっての「メモリアル剣漫画」です。典型的ジャンプ作品にありがちな必殺技の応酬と 車田正美(リングにかけろ・聖闘士星矢)漫画の 「な・・・なにぃ・・・!」 「ザシャァ!!(効果音)…

チーム漫画考⑦(考察後編&まとめ)来週予告

なんだか偉そうに前後編にしましたが(・・・まぁ、誰も読んでないだろうから 気にしない事に・・・)あまり長い文章書くのはいいけど 読む方は堪らないと思ったので、あしからず。 ===================================…

チーム漫画考⑥(考察前編)

今週のネタは「チーム」漫画考ですが、 漫画を通じて考察したことは・・・特攻野郎Aチーム(1983年公開) スパイ大作戦 (1966年公開) サンダーバード (1965年公開)単純に「日本のTVに放映されていたモノを 日本の漫画家がアイディアの元…

チーム漫画考⑤(ルパン三世)

凸凹のあるチームといえば、やはり 個性あふれる面々が想像されますが、 キャラクターが立っている漫画といえば 当然コレかなぁ、と。 「007のメカ担当誰?」と聞かれてすぐ答えられる人は 少なくても、ルパンの剣持ってる人誰?という人無い位 キャラ立って…

チーム漫画考④(キャッツ・アイ)

もはや、ギャグとしてしか評価されてないのでは? としか思えないこちらの漫画も、ある意味「チーム漫画」 と言ってもよいのではないでしょうか・・・。(ロト6のCMで森三中がパロディにしていたり、 怪盗というイメージというか・・・馬鹿にしてるのか君は…

チーム漫画考③(ショムニ)

始めに謝っておきますと・・・ 「漫画最後まで読んでない」事を白状します。 飛び飛びに読んでるので記憶があいまい・・・。 (96年なんだ・・・そうとう昔な印象が)ドラマは見てたけどね・・・DVDはこちら。 そういう訳で正直、ドラマ版の方が印象強い私…

チーム漫画考②(有閑倶楽部)

チーム漫画というカテゴリは私が勝手に考えた造語ですが、 定義としては「異能な人達が集まってミッション解決に 一丸となる」感じの漫画が「チーム漫画」です。 今回紹介するのはドラマにもなった「有閑倶楽部」です。 資産家の大食い悠理・切れ者の清四郎…

チーム漫画考察①(瑪瑙之竜 1巻)

漫画ソムリエのWさんが持参してくれた本が いい「ツボ」だったのでご紹介。瑪瑙之竜(メノウのリュウ)なのですが・・・ アメリカを舞台に特色あふれる技能とギミックを持つ 四人組の物語、「002」かと思わせるロボ義手の持ち主や ポラロイドに人間を閉じ…

秘密の花園⑦まとめ(10・4〜10・9)

秘密の花(とゆめ)園まとめ 「少女マンガは身近なものを描くネタが多いが、 新ジャンルに果敢に挑戦する雑誌「花とゆめ」は エライ。」こんな感じでまとめてみました。さて来週の当ブログ、取り上げるのは 「チームワーク」に注目し、ミッションを 華麗にこ…

秘密の花園⑥(声優かっ!)お仕事アコ☆ガレ

「声優」というお仕事があります。 ヤングメン達の「アコ☆ガレ」な仕事らしいのですが、 http://www.13hw.com/ranking/ranking.php (13歳のハローワーク公式HPより) (2010年9月1日〜9月30日) 1位 保育士 2位 パティシエ 3位 プロスポーツ選手 4位 公務…

秘密の花園⑤(Cipher:サイファ)少女のアコ☆ガレ世界

少女漫画世界におけるキーワードの一つに 「アコ☆ガレ」があるのですが、 この漫画がリアルタイムで連載されていた頃の 時代を反映してか舞台はN・Y(ニューヨーク)です。いまNYで暴れてるのはマクレーン刑事位のものですが 昔はオシャレタウンとしての機能…

秘密の花園④(ぼくの地球を守って)セカイ系補足。

そういえば「花とゆめ」のセカイ系といえば 巨大な山脈があったのを失念・・。 ↑「前世ブーム」を巻き起こしたベストセラーです。 一時期は某オカルト誌の友達募集コーナーが ”前世の戦士”募集コーナーに とってかわったといういわくつき。セカイの謎と自分…

秘密の花園③(学園アリス:まだ続刊)ぼくらのセカイ系?

世界の謎と自分の謎、二つの謎を解いていく事が ストーリーの推進力として働く漫画ジャンルがありますが 近年だと「エヴァンゲリオン」とかある種 「セカイ系」という言葉で括られる訳ですが 少女漫画でもそういった作品があります・・・。「学園の謎&自分…

秘密の花園②(赤ちゃんと僕)

以前言及したことがありますが、「日常生活に 異物が入ってきて、その摩擦がドラマを生む」 というジャンルがありますよ、というお話だったのですが 少女漫画に「育児」というジャンル(あるのか?)を 切り開いた漫画が「赤ちゃんと僕」です 育児をするはめ…