2012-04-01から1ヶ月間の記事一覧

書評:「発想の斜め上」すぎて本気かギャグかわからなくなる・・・(子供失格:一巻)

人間の想像力というのは「大きいのか小さい」のか わからなくなる瞬間が確かにあります。落語のネタに「自分の頭にできた池に飛び込んで自殺」なる モノがあると知った時の恐怖にもにた「想像力の暴力」感に メマイを覚えたものですがそんな”想像力の暴力”を…

書評:夢見る”処女”じゃいられない(きょうは会社休みます:一巻)

昔、相川七瀬という歌手の持ち歌に 「夢見る少女じゃいられない」というのがございます。 近年”女子”という単語をいったい何歳までをもってして ”女子”とするか、ささやかな議論になっている訳ですが・・・オビのコピー”33歳処女”に引かれて 拝読しますと…

追悼:漫画家の土田世紀さん死去 

漫画家の土田世紀さん死去 肝疾患で死去、享年43歳とのこと。http://www.asahi.com/obituaries/update/0427/TKY201204270247.html ↑朝日新聞デジタル・おくやみ欄http://natalie.mu/comic/news/68551 ↑ナタリーにて代表作となった「編集王」は飛び飛びで読…

日常雑記:書いておこうと思った事(防備録)

時間が取れませんが、書いておこうと思った事をメモ。○バクマン最終回について ○Wさんから借りた本のレビュー ○皇子とプリンス二巻発売 ○コロコロVSジャンプ ○書評を今後どうするか ○スマホかipadか・・・また明日・・・すまぬ。

書評:少年サンデーが熱い!本気か狂気か。(2012年vol.20・21号)

普段立ち読みやラーメン屋での拾い読みに徹する事の多い 少年サンデーに”革命的企画”が登場。 グラビアの企画なのですが・・・http://websunday.net/ 少年サンデー公式 以下公式サイトより転載(太字はワタクシ担当です)=================…

日常考察:最近書評がぬるい!と叱咤された?件。

先日久しぶりに家に遊びに来たWさん。「あ、これどうぞ・・・貸しますよ」と差し出した本ニッケルオデオン 赤 (IKKI COMIX)作者: 道満晴明出版社/メーカー: 小学館発売日: 2012/01/30メディア: コミック購入: 24人 クリック: 384回この商品を含むブログ (80…

書評:近頃のベストセラーって・・・。(舟を編む)

近頃話題のベストセラーにして本屋大賞のアレ。”舟を編む”読みました。舟を編む作者: 三浦しをん出版社/メーカー: 光文社発売日: 2011/09/17メディア: 単行本購入: 11人 クリック: 1,184回この商品を含むブログ (452件) を見る読みました。後ろ暗いところも…

書評:やはり最後に勝つのは正直じいさん、の法則(リーゼロッテと魔女の森:1・2巻)

「フルーツバスケット」以降の高屋作品は未見ですが、フルーツバスケット (1) (花とゆめCOMICS)作者: 高屋奈月出版社/メーカー: 白泉社発売日: 1999/01/01メディア: コミック購入: 1人 クリック: 101回この商品を含むブログ (103件) を見る「星は歌う」とか…

日常考察:ふと考えた事(エロ本の題名について)

今週も仕事てんこ盛りで疲労中のワタクシ。 そんな中に考えていた事のお話。 真面目に採集している訳ではありませんが、 エロ本のタイトルが気になります。昔読んだ村上春樹のエッセイにエロ小説のタイトルの 造語っぷりがスゴイと書いていたのを思い出しま…

書評:モーニング・・・恐ろしい子・・・(モーニング:犬神もっこす)

以前に読み切りで掲載されていた 「犬神もっこす」という演劇漫画がありまして ちょっと感性のずれた子が大学の演劇サークルで 大暴れ(結果的に)という漫画がありました。自分的には「これは!」というひらめきが あったのですが、ワタクシのギャグ漫画の…

書評:Not'ステマ(87クロッカーズ:一巻)

1を聞いて10を知る、というつもりはありません。 「日々ロック」を食わず嫌いしていたワタクシが 偉そうに語るのもおこがましいのですが・・・ココだけは譲れない一線です。当ブログは基本ホメ路線。 ”非難しても誰も得をしない”をモットーに どんな作品…

書評:萌えの極北、来たぞ「さいはての地」へ・・・(這いよれ!ニャル子さん一巻)

ミラクルジャンプで連載が始まったラノベ発アニメ化行き列車、終点は漫画化です。と鉄道ナレーションで解説したくなる人気作「這いよれ!ニャル子さん」第一巻が発売になってました。這いよれ! ニャル子さん 1 (ヤングジャンプコミックス)作者: 岡崎圭,狐印,…

書評:まさに神キター!小市民の逆襲が始まる(予定)。 (ヤングチャンピオン NO.9  神アプリ)

「あなたは神を信じますかァ?」と聞かれて 「ウチはアラー系です」と答えているワタクシですが、 最近のスマホブームの反映か、ついに登場「神アプリ」です。別に某誌の「女神様」が降臨するアプリではなく、ああっ女神さまっ(43) (アフタヌーンKC)作者: 藤…

書評:やはり、というか。なにか「持ってる」チャンピオン・・・(週刊少年チャンピオン No.20 「スポ×ちゃん!」)

独自路線をどこまでも走る”週刊少年チャンピオン”が またやってくれました。近年は”美少女”+(プラス)何か” という流れが加速していますが*1「とにかく”萌え”と何かを合体させれば アニメ化するんだよ!」感が溢れるこの時代に 果敢にチャレンジ。「スポ×…

書評:謎の三角関係についに終止符(ヤングアニマル:うそつきパラドクス)

足掛け三年の連載期間にワタクシをやきもきさせた 「うそつきパラドクス」が今週発売のヤングアニマル本誌で 大円団の完結。 うそつきパラドクス 1 (ジェッツコミックス)作者: きづきあきら,サトウナンキ出版社/メーカー: 白泉社発売日: 2009/09/29メディア:…

書評:そうか!この手があったか!!の妙手(極黒のブリュンヒルデ)

皆様、今日も「魔法」使っていますかぁー!訳の分からないテンションでお送りする今回は「魔法」のお話。「魔法」を使う方法は現在では4つの方法が確立されているようです。1、特定の儀式を用いて現実の物理法則に介入する方式の魔法2、ある種の「超能力…

書評:サンダーボルト顛末記(機動戦士ガンダム サンダーボルト)

ここまでのお話===================ファーストガンダム至上主義者のワタクシ。漫画になった「ガンダム」、しかも「太田垣」版。 「ムーンライトマイル」を読んでいる事も手伝い、 上がる期待値・・・しかし、ネット上で気になる記事を発…

書評:「ゆるゆる」な所がツボ。な二巻(木曜日のフルット2巻)

週刊チャンピオン巻末にひっそり連載されている 「木曜日のフルット」二巻が発売になりました。木曜日のフルット 2 (少年チャンピオン・コミックス)作者: 石黒正数出版社/メーカー: 秋田書店発売日: 2012/04/06メディア: コミック購入: 14人 クリック: 278回…

書評:あー、ほっこりする玩具の世界。(ふるさと玩具図鑑)

玩具、といいますと近年は”トイザラス”的ないかにも 「おもちゃ・おもちゃ」したものが玩具扱いをうける昨今ですが 昔はおもちゃも手づくりの素朴なモノが・・・ これがいい味に。ふるさと玩具(おもちゃ)図鑑作者: 井上重義出版社/メーカー: 平凡社発売日:…

書評:ジャンプSQで新連載のアレについて。(あの日みた花の名前を僕はまだ知らない)

本日発売のジャンプSQにてアニメ「あの花の」のコミカライズが 始まりました・・・。アニメ弱者の田舎に住むワタクシは「あの花」の評判こそ聞いても 見ることが・・・視聴はできません。そんな中での漫画化は正直助かるのです。さて、漫画の感想といいます…

書評:すーぱーそに子逃げてー!(月刊コミックブレイド2012年五月号)

エロゲーメーカーのニトロプラスという会社の存在や、 出しているエロゲーの評判を聞くにつけ、謎に思っていたマスコットガールの『すーぱーそに子』という存在。http://supersonico.jp/ ↑そに子公式。単純にブランドイメージのキャラクターと論じるには 暗…

書評:今週発売の少年ジャンプ。乱丁ではありません(週刊少年ジャンプ18号)

何故か今週発売号の週刊少年ジャンプ(2012年18号)が、 途中から天地逆に印刷されてて・・・読みにくいわ!これ!ラーメン屋で読んでたら、急に逆さまになってて・・・食べてる時に本をひっくり返すの面倒です。やめなさい。とはいえ、こんな変なパタ…

書評:近頃増えてる”寸止め?”コメディ路線(さばドル1巻&きょうの思春期1巻)

”寸止め”というのは 相手を殴る直前に止める行為ですが漫画雑誌誌上での「エロ行為」をするのか? いや、やっぱりギリギリの所で回避・・・という所業もある意味立派な寸止めですが (蛇の生殺し、ともいう)「秘密がばれるかも!」というサスペンス要素が …